3回目のスタディグループお疲れ様でした。
スタディグループ
今回は「ハートと感情」をテーマに行いました。
参加者の方々のご協力も得て、実りある会にできました。
過去のウィングメーカー(WingMakers)のテキストを引用して資料を作ったため、資料数が多く、時間内に全部できなかったのが反省です。
ハートと感情のテーマはウィングメーカーでもコアとなるポイントであり、既存のスピリチュアルな信念体系と共鳴する内容もあれば、共鳴しない内容もあるため、区別しながらも統合して紹介ができるかが、課題でした。
メンバーページに最新の資料をアップロードしているので、今回参加出来なかった方、当日資料をお渡しできなかった方、ご参照いただければ幸いです。
ハートの美徳
ハートの美徳は、ウィングメーカーの中で重要なコンセプトです。
人は生まれながらに神の愛(ディヴァインラヴ)に浸透しており、神としての喜び、無限、永遠を備えてこの世に生を受けます。
神の愛は、決して失われる事が無く、例え闇に堕ちようと、借金にまみれようと、健康に裏切られようと、常にその人に寄り添い、包んでくれます。
人は、その愛(知性)に自分のセルフ(スピリット)が浸透している事を認識し、その知性と同調して生きるのか、同調せずにその愛も存在しない事として生きるのか、平等に選ぶ権利が与えられています。
言い換えれば、その愛は、愛を忘却して生きる道を許す程に、私達一人一人を愛してくれています。決して、愛からはみ出たハートを罰するのではなく。
この愛は、その表現とエネルギーフィールドによって6つの要素から構成されており、それぞれ感謝、同情、寛容、謙虚、理解、勇気とされています。
詳細な定義はウィングメーカーのテキストにあり、今回のスタディグループでも取り上げましたが、これらの構成要素は、人間が作り出した後天的なものではなく、魂が生まれた瞬間から存在する、先天的なものです。
テキスト中の説明を借りるなら、「それはソウルそのものと同じくらい古いフレームワーク」です。
共同反応と共同創造
一般的に、人は感情を表現する際、「共同反応」によって感情を表現しています。
例えば大金を手に入れて嬉しい、や、恋人に裏切られて悲しいなどです。
これらは人間がこしらえた価値基準に基づいており、自分が合意する価値基準から見て、物事がどうであるかを、感情と言う形でエネルギー的、物理的に表現しています。
感情は自分がどのような価値基準や価値観を持っているのか、表層・深層を問わず教えてくれるバロメーターです。
しかし、6つのハートの美徳の感情表現は、「共同反応」ではなく「共同創造」となります。
それは、自分が所属するローカルユニバースが、創造主にとってどのような意味があるのかを表現するパワフルなツールです。
例えば、先程の例の「大金を手に入れて嬉しい」を取り上げた場合、共同反応ではHMS(Human Mind System)内のMPG(Money-Power Grid)とPS(Polarity System)、DSIND(Death Stress Implant Network Detour)が主に作用して、嬉しいと言う感情がエネルギー的に沸き起こります。※一つの作動例です。
これは、マネーの獲得によってパワフルになり、マネーを持っていない人との区別が生まれて、マネーによって生存確率が上昇する反応を意味しています。
この例を「共同創造」からみた場合、まず創造主からは、マネーは創造力の限定と分散と極小化を意味しています。
創造主は創造を行う際にマネーを必要としません。新たな宇宙を作成するために、1ドル足りとも必要とはしていません。
そして、それは創造主の子である私達にも充てはまります。
本来の私たちの姿は、この地上で創造主の代わりに創造を行うのに「お金」が必要ない形態でした。
しかし、一部の者が創造力を大衆から取り上げて集約したいと願った結果、今の形の貨幣経済が生まれています。
この流れで、マネーは創造主の子らから創造力を取り上げる奴隷化の仕組みであると理解され、「同情」が生まれます。
次に、マネーを持つ者、持たない者の両極性が生まれる事に対する「理解」が生まれます。人は時間と言う制限された領域内で愛を封じ込めて生き、生き延びていると言う理解です。愛を封じ込めるために、自分を沢山のセルフへ分割しています。
続いて、創造主は未来に対して恐れを抱いていません。今の宇宙はどうなるだろうか、次の宇宙は生まれるのだろうかなどと日々不安を持って生きておらず、常に希望を持ち、ワクワクして存在しています。
大金を手に入れたとしても、自分の先天的な「存在」の維持に対するアドバンテージは揺らがず、ただ、お金によって人々が生きている現実に対しての「寛容」が生まれます。つまり、人はベストを尽くしているのだと言う受容と許しです。
これらの美徳に立った時、それは人間を理解する上での「感謝」へと変わり、またこの「感謝」が全ての者の状況をより良くするための改善へと使われる事を願って、そのエゴ(HMS)を天へと手放します。
そして、感情の安定性を取り戻したセルフは、その安定感によって、ソースインテリジェンスとの接続を可能とし、神の愛の自己としての生き方を実践します。
前者のHMSの反応に身を委ねた場合、大金が手元にある内は感情が高揚していますが、大金が手元から滑り落ちると、途端に不安定な精神状態へと移行します。仮に多額の借金へ変化した場合、安定とは程遠くなり得ます。
しかし後者の反応へと変容をさせた場合、大金が手元にある事の意味をより大極的に捉えることが可能となり、大金があれども、大金がなけれども、どちらであっても感情のフィールドに大きな不和や不調を起こさせる事がありません。
仮に、一時的に不調へ陥ったとしても、ハートの美徳の適用(追跡、治療、変容)により、再び安定を取り戻すでしょう。
これが、大金を得た場合に6つのハートの美徳を適用しなかった場合と、適用した場合の物事の見方です。
そしてこの見方が、私達の感情の状態へ影響を与え、ハートを通した愛への接続にも影響を及ぼします。
6つのハートの美徳とその感情表現を、まず神の愛に浸した上で行うならば、きっとその表現は全体性を帯びた調和あるものとなるでしょう。
その調和が、私たちの世界と神の世界(ファーストソースの世界)を繋ぐ橋となり、それが真のエンパワーメント(正確にはコパワーメント)になります。
要約すると、「共同反応」は人類の価値基準に反応して感情を表現し、「共同創造」はファーストソースと一緒に感情を表現する違いです。
次回のスタディグループ
次回は7/31(土)に行います。
今のところ、引き続きハートと感情のテーマを継続して行う予定です。
今回のグループを通して、より良い紹介や説明の仕方、アイディアが思いついたので、積極的にグループワークを取り入れながらも、進行したいと考えております。
全ての瞬間の中で、愛が私達を導きますように。