ウィングメーカーとは


現代の神話であり、生命の根源と未来へつながる物語です。

イントロダクション

1998年11月23日、ウィングメーカーのウェブサイトが米国から公開され、多くの人々の注目を集めました。2007年時点で大よそ490万人の訪問者があり、当時、概算で約87万5千人のユニーク・ビジター(重複アクセスを除いたもの)がありました。

(C)WingMakers wingmakers.com 2001 Ver

マテリアルの正確な出所は謎でしたが、未来の人類からのタイムカプセル、地球外生命体からのメッセージと、人々の間に多くの興味と議論を引き起こしました。

2001年の2月、ジェームズと名乗る人物が、ウィングメーカーサイトの全てのものをたった一人で制作したと名乗り出ました。(「全てのもの」とはマテリアルコンテンツで、ウェブサイトの構築や運営、本の出版などは他の人物、マーク・ヘンペルやバージェス夫妻らも関わっています)

(C)WingMakers Aadhya Chamber 15

ファンの間に多くの混乱が生まれましたが、紆余曲折を経たのち、2022年現在では、ジェームズがウィングメーカーマテリアルの公式なクリエイターであり、同時に翻訳者であると言う共通の認識が生まれています。

ジェームズ(James)は匿名の名前ですが、マフューナヒ(Mahu-nahi)という別名も持っています。これは、彼の支配的なリアリティにおける名前です。

これらの名前をつなげて、ジェームズ・マフ(James-Mahu)と言う名前で活動しており、その素性はインタビューや彼のサイト上で幾分公開されているのみですが、一般的にファンの間では、セントラルレイスと呼ばれる地球外起源の種族の出身で、彼の種族における文化的勢力の代表者で、同時に未来の人類だと認識されています。

2022年現在においても、ウィングメーカープロジェクトを主導的に運営しています。

マテリアル

最初にマテリアルが公開された時、遺跡はエンシェントアローのみでした。

(C)WingMakers AncientArrow

続いてハコミ遺跡のコンテンツが公開され、ジャンヤ、アーディアと遺跡のコンテンツが継続的に公開されています。

更新の頻度は比較的控えめ(数年に1、2回)ですが、1998年から2022年の24年間の間に4つの遺跡が公開されました。残る遺跡はあと3つです。

近況

全盛期ほどの盛り上がりは見られないながらも、コアなファンや新しいファンを巻き込んで、その根幹にある「価値」を発信し続けています。

その「価値」とは、私たち一人ひとりが生まれつき有している、ハートから生きる術を思い出し、個の意識の究極の目的とされる「サヴァリンインテグラル」を実現することです。

それは、アセンションやソウルの実現とは異なっています。

ウィングメーカーは、アセンションとソウルの実現の代わりに、グランドポータルとサヴァリンインテグラルのパラダイムを提供し、手引きを公開しています。

(C)WingMakers the Six Heart Virtues

起源

ウィングメーカーマテリアルは、エンシェントアロー物語に記載されている通り、地球外(ホログラム外)に起源を持ちます。それと同時に、人類の未来の姿からの贈り物でもあります。

コロナパンデミックやロシア・ウクライナの戦争を始め、テロリズム、飢餓、貧困、疫病、不治の病、経済格差、人間関係の不調和や対立、孤立や孤独、詐欺と欺瞞、児童誘拐、自然破壊、資源の浪費や死蔵、人口・エネルギー問題、障害者を取り巻く環境、政治的不正、暗殺など、私達が築いて来た文明はユートピアと呼ぶにはあまりにも遠く、地球上で仲良く暮らすと言う単純な命題すら、1万年以上経過しても達成できていない状況です。

持続可能な開発目標(SDGs)にも、重要視されていないフォーカスがあります。

それは、私達が生来の霊的な本能から生きる道を選択し、社会的要求事項である競争原理とサバイバルベースの生き方から離脱し、自然からの分離、宇宙からの分離、そして自分自身からの分離を統合し、癒し、地球におけるコーザルとなる決断である「分離を経験する」と言う人類の選択を放棄することです。

(C)WingMakers Hakomi Chamber 5 excerpt

乖離を癒し、分離を統合し、本質へ立ち返るための術がマテリアルに示されています。

この贈り物を活用し、現在、地球を所有していると考えている小さなグループの計画から離別し、彼らの監獄内にいながらも、監獄外の意識で行動することが、次の道へとつながります。

三位一体の権力は、「ワン・ワールド」という概念を良い概念であると信じています。彼らは、自分たちが支配している金融システムを通じて人類を統一したいと願っています。統一の別の手段としてテクノロジーも用いながら。彼らのマインドの中におけるユニティとは、人類という群れを容易に管理しやすい「囲い」の中へと導き、彼らの反乱をモニターするようなものに近いです。彼らのユニティの形は、キメラ(妄想)です。それは、権力を誇示するための劇場であり、それ以上のものではありません。彼らの「私たちはみんな一緒になって、あなたを守りましょう」という形態は、錯覚と幻想に過ぎません。

ネルダ・インタビュー5: Hologram of Deception (2014, WMFJ)

彼らが敷設した仕組みを学びへ変え、監獄を突破し、新しい意識へ向かう道が、ウィングメーカーマテリアルに含まれています。

それは、統合された一つの心 – ハートユニティ – から生きる道です。

公開されているマテリアルのテーマは科学や経済、文化、政治、宗教、陰謀論、芸術など多岐に渡り、インタビュー記事や小説、論説、音楽、絵画、詩、ダンス、ミステリー、数式など、多様なフォーマットで提示されています。

我々は存在のまさしく中心から来た。そこはあなたがたの神話の世界だが、我々は神話ではない。

ウィングメーカー2巻 (2012, VOICE新書)

彼らは語り続けます。

それは、どこか遠い宇宙の彼方や時空の彼方からではなく、最も純粋なあなたの内側、中心からの声として。

声は、全ての人に語り続けています。今この瞬間も。

それを意識し耳を傾けて行動するかだけが、違いです。

この「違い」は分離をもたらす区別ではなく、種族へ統合をもたらす原動力として働きます。

全ての努力の中で、一なるハートが私達を導きますように。

(C)WingMakers Dohrman Prophecy Chapter 3
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